降魔釈迦坐像 20190511

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旧作の釈迦如来坐像をレジン製にしました。石粉粘土だと強度が低いので。

来週の「鎌倉ふれあいマルシェ」at 鎌倉芸術館(大船駅から近く。5月19日(日)です!)に出品する予定。

この写真は下塗り状態です。

個人的には、なんの彩色もしないのが好きなんですが、小さいものだと細部が見えないんですよね、白色だと。

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優しいお顔になってしまいましたが、この右手を下げて地に触れる(膝を押さえていて地面には届いていませんけど)印相は、

「降魔印」といって、釈迦が修行中に魔王マーラの妨害にあい、それをはねのけた時の状況を象徴しているんですね。

このマーラの試みにあうというのは、荒れ野でキリストが悪魔の誘惑にあった逸話を思い起こさせて面白いんですが、

悪魔メフィストフェレスはキリストを、権力とかパンで釣ろうとするわけですけど、

マーラは3人の娘に色仕掛けをさせるんですね。失敗したら総攻撃かけたわけですが。

だから、降魔印の場合はもっとキリッと、厳しい顔つきをしている方がよいのですけど。

なんか、優しくなっちゃうんですねぇ。軟弱なのかな、私。

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こんな風に彩色してみました。朱衣を偏袒右肩に纏い、体は金泥彩。頭髪は群青色。

眉目に筆入れるのすごく大変でした。

皆金色のものも。

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写真、あまりよくないですね。

ほしいという人が居てくれるといいんですが。

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