トーマス・マン『トニオ・クレーゲル』(実吉捷郎)のこと

わが家のクリスマス・ローズ(本文とは関係しませんが.......)  トーマス・マン『トニオ・クレーゲル』(実吉捷郎)は、高校に入学したかどうかという頃に岩波文庫で読んだもの。おそらく、その前に北杜夫の小説とかエッセイを読んでいて、それで知った書だと記憶する。北杜夫の「杜」は「トニオ」に由来するとかなんとか読んだ気がする。  で、この短編は、ものすごく当時の私の心を揺さぶって、北さんのマネを…

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急遽、中止! 社会人のための必修教養講座 日本美術史

先にアップした、3月7日の標記講座の宣伝記事ですが、新型コロナ感染の危険を勘案して、模擬講座は急遽、中止となりました。 せっかくの機会だったんですが、やむをえませんね。 今日、配布用のプリント作成したところだったんですが、5月からの本式の講座に活用することにしましょう。 それにしても、日本政府の非道さ、本当に危機感を持ちます。 初動が遅かったとか、手際が悪かったとか、そういうこと…

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宣伝の続き、無料・自由参加の模擬講座のご案内

きのうアップした記事、早稲田大学エクステンションセンターでの講座に関して、 3月7日の11時から、模擬講義をやります。 無料で、予約なしでOKなんで、ご都合の付くかた、ぜひおいで下さい。 なんか、私の講座より面白そうなのもありますねぇ.....。

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社会人のための必修教養講座 日本美術史   「女性性」のキーワードから日本美を明らかにする

https://www.wuext.waseda.jp/course/detail/49713/ 宣伝です。 春から、早稲田大学エクステンションセンターの中野校で、ひとつ講座を持つことになりました。 講座名は『日本美術史』、直球ですね。 でも、特徴は、もちろん、副題のほうにあります。    「女性性」のキーワードから日本日を明らかにする。 このブログでもたびたび書いているように、物事…

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女神の三相一体 鏑木清方の《築地明石町》覚え

昨年末に、東京国立近代美術館で公開されていた、鏑木清方の三部作公開。⇒https://www.momat.go.jp/am/exhibition/kiyokata2019/ すごく感動したのですが、記事にする気力がなくてずるずるになっていました。「コートールド美術館展」の記事の最後にちょっと触れていて、いずれ書くなんて言っていて、 もちろん、記事としては賞味期限切れちゃったんですけど....…

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魂は女性!?  女性像を作るということ。

河合隼雄さんの『母性社会日本の病理』(講談社+α文庫)は、数ある日本(人)論の中でも出色のものだと思うのですが、 その中で紹介されていたのが、シルヴィア・B・ペレラ『神話にみる女性のイニシエーション』(創元社)。   イニシエーションは「通過儀礼」。儀礼といっても、本質的ではないとみられがちな因習とか伝統行事というのではなくて、   幼年から大人へと成長するためにくぐらなければならない…

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