『名作誕生 つながる日本美術』展私記 その3 20180423

この展覧会では、平安時代までの作品で十分に満足したのですが、尊敬すべき雪舟作品が出ていますので、感じたことを記しておきます。 「つながる」というキーワードで集められたこの展覧会。 つながる作品を列べるということによって、かえって「断絶」という面が露呈するということを、きのう書きました。 この皮肉というか、皮肉というか、興味深い事例として、雪舟ほどふさわしい人はいないかもしれません。 …

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『名画誕生 つながる日本美術』展、その2 20180422

元興寺薬師如来立像と春光寺薬師如来像との比較も面白いのですが、第二室の話にしましょう。 普賢菩薩が主役のようですね。普賢菩薩はおそらく平安貴族女性たちのアイドルです。女性たちの憧れですから男性なのですが、少女マンガと同じで、女性たちの憧れる男性像って、男性がイメージするカッコいい男とは違うようです。男性から視ると、女性的な男性、つまり限りなく中性的になるんですね。そして、すごく理想化=美化…

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『名作誕生 つながる日本美術』展 20180422

    奈良・笠区薬師如来立像  『国華』創刊130周年記念という『名作誕生』展を見てきました。  12日の18時から内覧会ということで、時間的に遅かったのですが図録が欲しくて出かけたのですが、18時を過ぎていたのに挨拶等々でなかなか会場に入れません。かなりの群衆が列をなして待っているのですが、疲れ気味の私は離れたところに知人を発見して、その傍らに腰を下ろして駄弁っていました。その知人という…

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飛蚊症と黒ゴマ

最近、急に仕事量が増えてしまって、なかなか粘土がいじれません。結構、ストレス。 四月になって仕事が増える、っていうことは覚悟してはいたんですが。 なぜか、急に原稿依頼が来まして。 ひとつは、かなり長いもの。以前に書いた『日本美術がワカル本』を、より充実した内容となるはずのものです。これはかなり意欲的に取り組もうと思っているのですが、 なんと、6月末締め切りで、密教美術関係の執筆依頼を頂き…

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シュリー(吉祥天)の小像と如意宝珠のこと

吉祥天の小像を、ちょっとずつ続けています。 かなり煮詰まってきたので、昨日、100均に行って女性用の数珠を買ってきて、それをばらして一つ珠を持たせてみました。 吉祥天はSriシュリー、幸福の女神。 といっても、その「幸福」は物質的な意味合いが大きかったようですが.......... 大きさをライターで測ると、 足の下に百円玉を踏んでいます。     こういうことするから、お金貯…

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