1年前の小観音像を修整

もう1年以上も前に「観音についての蘊蓄少々」という記事を載せました。   ⇒http://heigenekooyaji.seesaa.net/article/436438598.html そのときに作った8センチくらいの小像、たまたま箱の中から出てきました。 例によって、見ると未熟さが半端ではないので、いじりたくなります。 特に顔。それから体も、とにかくキレが悪い。 で、手を加えまし…

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私、そして あなた (2)

「わたし、そして あなた」 さらに進めました。  どこまで作り込んでいくか、むずかしい判断ですね。 この作品の場合は、顔(表情)に主眼があり、その表現を強化するために両手、そして足や衣部分がある、みたいな優先度があるので、表現ということを考えると粗い表面処置のままのような、未完成感が漂っている方がいいような気もしてきます。 あ、こういう雰囲気って、舟越保武の彫刻の路線かもしれませ…

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クリスタルの持鉢観音像

以前に製作した持鉢観音像.....というより鉢を持った天女像という感じですが、型取りして複製を造ってみました。 段取りはこうです。今回は工程ごとの撮影しなかったのでわかりにくいかもしれません。 まず石塑粘土でこしらえた原型に仕上げ材を塗布して、表面保護を期待しました。これは次の工程で油粘土を使うため、白色素地を汚してしまうからです。..........結論から言うと、やっぱり汚損…

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「木×仏像」展、見ました!

楽しみにしていた大美の仏像展、ようやく実現(見)しました!第一室に足を踏み入れ、試みの大仏と言われている東大寺像弥勒仏像を見たとたん、来て良かったぁ、と実感。さらに唐招提寺の伝薬師如来像の前に立った時には、これは事件だ❗と心中叫びましたよ、ほんと。正直のところ、古いガラケー状態のわたしは、この2作品を見ただけでバッテリーが切れました。けれども、この二点を見るためだけでも、この展覧会に金だすいみあ…

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快慶展を見て

昨日、ようやく奈良国立博物館で「快慶展」見ました。 快慶には冷淡な私でしたが、今回はその見直しをする機会になれば、という期待をもって参りました。結論的に言うならば、大変勉強になりました!快慶についていろいろと知らなかったというより、新たに気付いたところがかなりありました。 快慶は、自分が仏像造ろうとする立場から見ると、むちゃくちゃ上手い、凄いです。でも、生意気に芸術ディレッタント的に言うなら…

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興福寺仮金堂での阿修羅像展

今日は久しぶりに奈良に来ました。目指すは「快慶」展。昼に着いたのですが、よく晴れて汗ばむほどの陽気。木陰の風が心地よい。近鉄奈良駅から奈良公園に向かってあるきですが、いつも登大路は使わずに、東向通りから興福寺北円堂前に出るルートをとります。こちらのほうが人通りが少なく、鹿たちに煩わしい(というより)鹿に群がる観光客たちの騒がしさを避けることができるので。のんびりと北円堂前で絵を描いている老人とか…

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足を交叉するヌード(2) 20170512

 足を交叉して立つヌード像を進めています。  かなり肉を削りました。  両手のかたちは、かなり試行錯誤。  手を挙げることにしたのですが、手の先をどんな風にするか。  とりあえず、  ハーイ、って挙手しているようで、なんかギクシャク感が否めない。  それで、てのひら返し、じゃないですが、てのひらの向きをかえてみる。  電車の中で吊り輪にぶら下がっているサラリ…

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「わたし、そして あなた」 20170511

 ヌード像を石塑粘土プルミエで造るのと併行して、石粉粘土ニューファンドで着衣の女性像を進めています。  石塑粘土と石粉粘土の違い、は知りません。登録商標の違い? どちらも乾燥することで硬化する性質は同じです。  ニューファンドはとても硬くなるので、彫るのが大変です。しかもねっとりとすごく腰があるというか、粘りがあるので、プルミエと比較するととても癖がある感じ。  この女性像には、すでに…

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足を交叉するヌード 20170509

 足を交叉して立つヌードを作り始めています。  じつは、足を交叉させるーということだけ考えて始めたので、  頭部と両手をどうするか考えなければなりません。  両手の形としては、お尻の後ろに回して指を組むとか、あるいは胸の下で腕を組むとかもありですが、   とりあえず、片手を挙げてみることにしてみました。  そこで、頭をどうつけるか、です。    なんかおもしろくありませ…

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五髻文殊像も彩色 20170504

 五髻文殊像も彩色してみました。  これは苦戦しました。       身色を金色にしたのが苦闘のはじまり。   この下塗り段階では、まずまずの感触だったのですが..........  文殊菩薩は仏画でも普賢菩薩の白肉身に対して黄色ないしは黄金色に塗られることが多いです。  たとえば、東京国立博物館の善円作とみられる作例。  古びて良い感じに落ち着いた色になっていますが、腹…

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