虚空蔵菩薩像 20170330

   虚空蔵菩薩像を進めています。  この作品は他素材の心部を利用しているので、かなり手早く作業が進んだのですが、その心材が邪魔することもあります。まぁ、思いっきり削っておけば問題ないとは思いますが。  この写真だと、左腕が外れています。作業上、腕釧(わんせんー腕輪)の下から切り離したほうがやりやすいので。もっとも、右肩と比べて左肩がやや出過ぎているように見えますねぇ。修整しなくっちゃ。 …

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猫2匹の続き

 作りかけだった猫2匹。  うちの猫の太っちょを、はじめはモデルにしていたのですが.....どうも猫らしくない。  といっては失礼なんですが、顔がかわいいのでモデルに起用したものの、どうしても体型はよりスリムの方がシックリくる。  それなので、だんだんと削っていくうちにこんなふうになりました。  うちの太っちょねこはダイエット・フードを食べているのですが、この猫ならまぁ大丈夫…

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「日本的」ということ

 偶感です。  最近、やけに日本を自画自賛する論調や言動が目につくようになってきた。愛国心は悪いことではない、それが強制されたものでない限りは。しかし、最近の「愛国」なるものは、どうも本来の日本を愛する精神とは別物のような気がしてならない。つまり、本当に日本とはどのようなもの、国なのかをよくわきまえ、理解しようと努め、思索した結果に、そのようなことが主張されているのか、どうも疑わしいのだ。 …

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虚空蔵菩薩 20170325

 ずいぶん以前に作りかけだった坐像の芯を、偶然発見しました。芯というか、最も内側が針金の周囲に粘土(ボンド系のものかな)をまき付け、さらにその上に焼成粘土のスカルピーを乗せて整形しようとしていた段階で、頭部と両腕がない状態。足を組んで坐すという形状はできていました。 なんで途中で放棄したのか、まったく記憶にありません。スカルピーを使っているので、もう一年以上は前になりますか。  心材として…

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根津美術館の『高麗仏画―香りたつ装飾美』展

    (根津美術館の『高麗仏画―香りたつ装飾美』展図録より)  もうすぐ終了してしまうので大急ぎでちょっと紹介します。  標記の展覧会は、昨年秋に京都の泉屋博古館で開催し、続いて今月に東京の根津美術館で開催中です。京都と東京とでは出品内容が若干異なるので、京都展をすでに見た方にもお勧めです。  根津美術館のオフィシャル・サイトは http://www.nezu-muse.or.jp/jp…

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観音菩薩像、八割がた、かな。

 昨日は一念発起して部屋の片付けをしました。  といっても部屋の一角のみですが.....  本棚の前に仮置きした本やコピーなどの紙類などなどが、いつしか山になり、床面が見えないほどになり、ついには本棚の下段が見えなくなり、おまけに猫どもが狼藉の限りを尽くし棚から本が崩れ落ち.....というような状態。  で、ついに意を決して、せめて本棚周りを片付けようと始めたわけですが、これが大変な作…

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魚籃観音像?? 続きの2

 観音像の裳は、やはり長い方が良いかな  と、新しい像で思ったので、この際、魚籃観音像??の裳裾も、中途半端なのをやめて長くしてみました。  衣の処理にちょっと迷いがあるのですが、全体的に見ると、長くするべきでしたね。  観音菩薩像といいながら、女性としての美しさを表現したいと、ずっと思ってきたので.....  女性の美しさ、といってもいろいろです。  ずばり女体美、というもの…

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観音菩薩像の新作 20170315

 自分としてはやや大きめの仏像新作に取り組んでいます(といっても、18.5センチメートル)。  やはり、小さいものばかり造っていると、もっと細部とかキチンとやりたいという欲求が湧いてくるんです。(目も疲れるし、肩も凝るし…………といって、これは大きくしても同じですが。)  とはいえ、例によって設計図面なし、モデル無しで始めているので、かなりスタートはテキトウでした。  これが2月1…

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魚籃観音像?? 続き

 「魚籃観音」像とするには魚かあるいは籃が、標識として必要かなと思い、両手に持つ布の上に乗っけてみました。   不自然この上もない、ですかねぇ?  状況説明が、必要かもしれません。  なぜ、魚が広げた布野の上に乗っているのか?  女性が魚を広げた布で獲ろうとしている?  こんな風な方法で魚が捕れるとも思えませんねぇ。  いま、布を広げて魚を見せているところ?  それは、案外いいかも…

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文殊菩薩(五髻文殊)その2

文殊菩薩像、前回よりはだいぶん進みました。 結局、左手には経巻を持たせることとしました。右手には智剣ですが、剣は目下製作中です。  文殊菩薩というのは不思議な菩薩です。  文殊といえば想い出すのは、 ・五台山の文殊菩薩。中国の五台山は文殊菩薩の聖地として有名で、日本の慈覚大師円仁も9世紀半ばに遣唐使船に乗って唐に渡り、ここに巡礼したことが『入唐求法巡礼行記』に載っています。円仁は…

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