サントリー美術館『京都・醍醐寺 真言密教の宇宙』展

https://www.suntory.co.jp/sma/exhibition/2018_4/ 先に三井記念美術館の『「仏像の姿」~微笑む・踊る・飾る~』展の乾燥を書きましたが、 今日は、上記『醍醐寺展』の内覧会に行ってきました。 醍醐寺の展覧会は比較的頻繁に開催されているようで、2014年に松濤美術館で開かれ、2016年には中国で纏まった展覧会が上海と西安で開かれ、80万人の観客を集め…

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悪について 20180918

エーリッヒ・フロムは『自由からの逃走』でも有名ですが、個人的には『愛するということ』と『生きるということ』の2著だけでも、 生きる上での指針を与えてくれる名著として、ことあるごとに人に薦めている人です。フロムは新フロイト学派の精神分析学者、社会心理学者ということだそうですが、『愛ー』や『生きるー』はそれほどアカデミック臭さはなく、読みやすく、わかりやすいものです。 で、この『悪について』…

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満腹ねこ

猫の良いところは、マインドフルネス のところですね。 って、たぶん、動物はみんなそうなんでしょうが..........犬はどうなのかなあぁ、ってちょっと心配になっちゃいますが。 とにかく、精神的にも肉体的にも余裕がなくなって、気持ちがすさんで頭の中が沸騰しそうになったようなとき、 ふと、猫を見ると、 何をそんなに慌ててんの? そんなに重大なこと? 別に、たいしたことないじゃん? …

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喜ぶねこ と 身構えるねこ 20180916

猫が続きます。 この猫は、立ち上がった姿。 フツウは、なにか欲しいものが高いところにあったりしないと、こういう恰好はしないですね。 この猫は、やはり福島♀のおデブちゃんがモデル。 100円玉の前で、これは良いものを見つけたぞ! って喜んでいる(?)  猫に小判ですな。 実は、それほど喜んでいる顔をしているわけではない。 実際、猫って、キートンみたいに無表情ですよね。基本的に。…

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『仏像の姿』展(三井記念美術館)見ました

昨日、三井記念美術館の『「仏像の姿」~微笑む・飾る・踊る~』展を見てきました。 館長が彫刻史研究者である清水真澄氏になってから、しばしば仏像の好企画をされているので、今回も期待して行きましたが、裏切られませんでしたね。 今回の展覧会のポイントは、超有名ではないけれども大変見所のある、知られざる名品を集めていることと、もう一つは東京藝術大学大学院の藪内佐斗司氏門下の若手彫刻家(というよりほ…

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遊ぶねこ 20180914

わが家には猫が4匹いるんですが、それぞれに顔も体系も違います。 といっても、純血種のシャムとかスコフォとかっていうような明確な形状を持っているようなものではなくて、 フツウにその辺にいる雑種。 出所は福島大館村出身が2匹、鎌倉のウチの物置で発見されたのが1匹、そして小笠原で捕獲されたのが1匹。 福島の1匹がオスで、あとはメス。このオスは一番の臆病者で、わたしとは最悪に相性が悪い。 …

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覚え書ー「新しいこと」についてー 20180908

コンラート・フィードラー『フィードラー芸術論』という本を図書館で借りて読んでいるのですが、ナントこの本は奥付を見ると昭和四十年の出版で五百円だったんですね。 フィードラー(1841ー1895)という人はあまり耳にしたことがないかもしれません。なんせ、この本にしたところで、半世紀も前に出た後どうも版を重ねていないようですし。代表的な著作は『芸術活動の根源』というのが中公バックスの世界の名著シ…

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ありのまま を見詰めようよ。

昨年に『日本美術がワカル本』という小さな本を書いたのですが、その本の副題に〝「女性性」の文化〟という言葉を入れました。 これだけで、(著者が考えている)日本美術というのは女性性の文化の所産なんだ、ってわかりますよね。 現代では総じて、相対概念に対して疑問が呈されていて、特にステレオタイプ化してしまった「~らしさ」等は、案外に調べてみると根拠薄弱だったり、過去の誰かさんの主観的な主張に過ぎ…

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宣伝です。「日本美術を極める 平安の美へのいざない」NHKカルチャー

普賢菩薩像(東京国立博物館)平安時代(12c.) https://ja.wikipedia.org/wiki/%E6%99%AE%E8%B3%A2%E8%8F%A9%E8%96%A9#/media/File:Fugen_Bosatsu.jpg 「日本美術を極める 平安の美へのいざない」と名打って、6回講義します!横浜ランドマークタワーの5階、NHKカルチャー・センターで、毎月第1月曜日に講座を担…

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文殊菩薩坐像 20180825

手のひらにのるサイズの文殊菩薩です。 このくらい。 石粉粘土のニューファンド製です。但し、経巻は爪楊枝、剣は竹串を加工しました。 いちおう五智宝冠をかぶった、密教風の姿です。 文殊菩薩(マンジュシリー、曼珠室利)は四大菩薩(他は観音・弥勒そして普賢)に数えられている仏教では最重要の菩薩で、ホトケの智恵を象徴しています。 釈迦の跡継ぎの弥勒が、わりと頼りない(それだけ衆生に近い)役回…

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